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海外長期滞在での健康管理と医療情報について

毎年、約500人の日本人が海外で亡くなる中で、最も多い死因は病気です(※1)。特に心筋梗塞や脳梗塞などの急性疾患が主要な原因となっています。万が一の緊急事態に備えて、現地の救急番号や医療情報を事前に確認しましょう。

1​外務省の統計によれば、日本人の海外での死亡原因は、病気(55%)、事故・災害(30%)、犯罪被害(4%)、その他(11%)となっています。

また、長期滞在者で持病がある場合、精密英文診断書が必要となることがあります。一般英文診断書や自己記入式の安全カルテも用意しておくと便利です。特に薬物・食物アレルギー、アスピリン喘息、ペースメーカー、インスリン使用者、人工透析、在宅酸素療法患者などの方は、アラートカードを財布に入れておくことをおすすめします。

海外旅行では、予期せぬ医療費が発生する可能性があります。医療費は日本の10倍から100倍にもなることがあるため、海外旅行保険の加入を強くお勧めします。保険料は1年間で約100,000円から200,000円ほどで、特約の内容によって異なりますので、注意して選びましょう。

また、国民健康保険に加入している場合、帰国後に7割の返金が受けられますが、手続きが煩雑で、該当する治療項目に限られます。

また現地での滞在期間に応じた現地民間医療保険もございます。

オーストラリアでは1年間で約25万円(家族世帯の場合、単身の約半額程度、歯科、救急車も含む)かかることがあります。

アメリカの大学生の場合、年間で約2,000ドル前後が必要です。

安心して海外での滞在を楽しむために、健康管理と医療情報の確認は必要不可欠です。

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